JJCLIP28 コクランとnon-コクランで結果が違う

更新日時 2017/08/01 23:40:09

薬剤師のジャーナルクラブ第28回

コクランこそ正しい?

 

コクランとnon-コクランで結果が違う?

エビデンスのピラミッドで頂点に君臨するのがメタ分析によるシステマティックレビュー、そしてシステマティックレビューといったらコクランですね。
今回はコクランの結果と非コクランでは結果が違うのか?という話ですね。
それではシナリオです。


 

あなたは, とある街の薬局に勤務する薬剤師です.
本日は公休日. のんびりとした朝です.
先日、EBMワークショップに参加して,
情報検索の方法とメタ分析の批判的吟味法を学んだばかり.

 

新しい武器を手に入れて,
自分も, 何かができるような気がして意気揚々としております.

 

ワークショップを振り返っていると, ふと,
「コクランのメタ分析ならば信用して良いだろう」
という言葉を思い出しました.
そう教わったのはいいものの, 果たして本当に,
手放しで信用して良いのだろうかと疑問に思ったあなた.

 

そんな思いを抱きながら, TwitterのTLを眺めていると,
「同じトピックでもコクランとnon-コクランでメタ分析の結果が異なる」
という論文が紹介されているではありませんか.

 

情報の批判的吟味の仕方を, もう一度復習しようと思ったあなたは,
早速, 朝一番でこの論文をダウンロードし, 読んでみることにしました.

 

【JJCLIP】年度末企画!コクランとnon-コクランで結果が違う!? | hidex公式ブログ『はぐれ薬剤師のココロ』より引用

 

「コクランのメタ分析ならば信用して良いだろう」…わかります、その気持ち(笑い
ただコクランのメタ分析で覆ったものもありますし、代表的なのはタミフルですよね。
日本人医師(名前忘れた)が、タミフルのメタ分析には未発表データが存在している的なこといって、ロシュともめていましたよね〜
(あ〜これも新人薬剤師や今後薬剤師を目指す学生にも教えておきたい内容ですね)

 

それではシナリオの疑問を定式化しておきましょうか

 

P 発表されているメタ分析の結果は

 

E コクランのものと

 

C コクランではないもので

 

O 結果が違うのか?

 

こんな感じですがいかがでしょうか?
システマティックレビューによるメタ分析がエビデンスレベルが一番高いと言いますが、本当にそうなんでしょうか?
さきほどのタミフルの件もあるように、都合のいいエビデンスのほうが世に発表されます。
これを出版バイアスといったり公表バイアスといったりします。
考えてみて下さい、誰が好き好んでネガティブな結果を公表したがるでしょうか?
・・・このままだと話が脱線して戻ってこれない可能性もありますので、お題論文に行きます。
Systematic Differences between Cochrane and Non-Cochrane Meta-Analyses on the Same Topic: A Matched Pair Analysis. - PubMed - NCBI

 

内容を要約していきます。

 

P どんな人に

 

 

E どんな介入を

 

 

C 何と比較して

 

 

O どんな項目で評価

 

 

T 試験デザイン等

 
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