血圧下げるのに有効な介入かも?

更新日時 2017/10/04 23:42:59

血圧下げるのに有効な介入かも?

 

従来より効果的な高血圧に対する介入?

面白そうな文献を見つけたので紹介します。

 

Effects of a Community Health Worker?Led Intervention on Hypertension in Argentina | Hypertension | JAMA | The JAMA Network

 

アルゼンチンの低所得者を対象としたランダム化比較試験なので、日本での外的妥当性は微妙かもしれませんが、今後健康サポート薬局としては知っておいてもよさそうな気がします。(まぁ全文読めないので、ふ〜ん程度だが)

 

アブストラクトのみですが、簡単にPECOります。


 

論文のPECO

 

P  1432人のコントロール不良の高血圧成人患者

 

E  地域の保険医療従事者の複数の介入(743人)

 

C  通常ケア(689人)

 

O  ベースライン時からの収縮期および拡張期の血圧の差

 

ランダム化の記載あり 追跡期間は18カ月以上

 

ちなみに介入群の複数の介入は…

 

  • 健康指導
  • 家庭血圧モニタリング
  • 血圧の鑑査
  • 週一でのメール配信
  • 最初の6カ月は月一訪問、その後は隔月に1回訪問

 

あと対照群の通常ケアがが低所得者なのでどんなところまでが通常なのかわかりませんが、とりあえず結果です。

 

結果はどうだったか?

収縮期血圧と拡張期血圧の影響

介入群のベースライン 151.7/92.2 mmHg
対照群のベースライン 149.8/90.1 mmHg

評価項目

介入群

対照群

SBP(収縮期血圧)

-19.3

-12.7

-6.6(-8.6〜-4.6)

DBP(拡張期血圧)

-12.2

-6.9

-5.4(-6.8〜-4.0)

 

血圧コントロール出来た割合は?

18カ月後、血圧コントロール(<140/90mmHg)できた割合
介入群…17.0% → 72.9%
対照群…17.6% → 52.2%
差は20.6%(15.4%〜25.9%)で有意差あり

 

高血圧治療薬のアドヒアランスは?

介入群…31.1% → 66.1%
対照群…38.0% → 53.0%

差は13%で有意差あり

 

介入群での副作用は?

特に目立った副作用はなし(そりゃそうな気もする)

 

フルテキストが読めないため、ざっくりとした内容にはなりますが、こういった介入が有効である可能性がありますね
今後、この研究のどの介入が効果的だったのかわかるといいな〜と個人的には思ってます。
尚、介入群と対照群のSBPの差(-6.6)ですが、これってけっこういい数字じゃないかなと思っています。

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