感染性結膜炎の治療薬に期待の新薬が

更新日時 2017/10/19 13:56:50

 

感染性結膜炎?

感染性結膜炎は細菌性、ウイルス性にわけられます。
症状によって、細菌性か、ウイルス性か、おおよそ分類できるらしいのですが日本では細菌性かウイルス性か分けたところでプラクティスは変わらないためあまり細菌性、ウイルス性とを区別している様子はありません
(私的意見です)
一応、アデノウイルス感染症かどうかを診断するキットはあり、感度特異度とも良好のようです。
(感度90%、特異度95%前後、AAOのガイドライン参考)

 

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日本での感染性結膜炎の薬物治療

細菌性、ウイルス性、関係なく@抗菌点眼(レボフロキサシンが多い)とAステロイド点眼の処方が多いと思います。
今手元にあるやさしくわかる眼の診かたという書籍のなかでの、流行り目(アデノウイルス感染症)と言いつつ、治療はクラビットとフルメトロンという記載があります。著者は、「感染症なのにステロイド?」と思うかもしれませんが…合併症予防のために意味がありますと記載しています。(何の合併症かは実際に読んでみて下さい)
ただ私としては、アデノウイルス感染症といっておきながら、クラビット点眼(レボフロキサシン点眼)を処方する理由も知りたかったです…

 

海外での感染性結膜炎の薬物治療

AAO(米国眼科学会)のガイドラインをみると
ウイルス性結膜炎…抗菌薬不要、ステロイドは症状緩和には役立つがウイルスの排出が長引くから合併症を起こしそうな例じゃなければ使わないように
細菌性結膜炎…軽度なら、何もしなくても治るよ、抗菌薬の利点もあるけどね…
大体こんな感じです、詳しくは参考資料から自分で読んで下さいw

 

 

せっかくなので、感染性結膜炎の生活指導も…

  • コンタクトレンズは治るまで使用しないように
  •  

  • きちんと石鹸で手を洗うように
  •  

  • タオルは共用しないように
  •  

  • もし点眼薬のさきが眼球についた場合は破棄するように
  •  

  • 食品業者、育児勤務者、医療従事者はよくなるまで働くべきではない
 

 

感染性結膜炎の期待の新薬とは?

 

こちらはMEDSCAPEの記事で知りました。
SHP640(ポビドンヨード0.6%、デキサメタゾン0.1%)が第二相試験にてアデノウイルスによる結膜炎にプラセボ比較で6日目で31.9%対10.9%とSHP640 群でよかったみたいです。
その他の項目で色々とプラセボよりいい結果がでました。
そして今は、第三相で、ウイルスおよび細菌性の結膜炎で試験しているみたいです、有効成分はポビドンヨードですから細菌にも効きそうですよね。
これが無事に商品化されて日本にもくれば、感染性結膜炎の薬物治療も変わるんじゃないかな〜と期待しています。
欠点があるとすれば、SHP640ってポビドンヨード入っているから、おそらく透明じゃないですよね…
あの茶色っぽいのを眼の中に入れるのは、うん、すこし抵抗ありますね。ムコスタ点眼もけっこういやでしたからね…

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