更新日時 2017/08/27 0:48:32

より正しいことを行うためにEBM?

 

 

正しいことをするためのEBM?

EBM(Evidence Based Medicine)を正しいことをするためのツールだと思って使用すると、手痛い目にあうかもしれません。

 

何故か?

 

4コマにもありますが、エビデンスに基づいていない=正しくないのか?

 

・・・違いますよね

 

エビデンスがない治療でも、のちにその治療が正しい医療であることが分かることがあります。

 

ただ…医学の歴史を見ると、有効だと思って、行っていた医療がまったく効果がなかったり、それどころか患者の健康を害する行為であったことも判明してきたのです。

 

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エビデンスがないってどういうこと?

医療者の会話の中で、○○ってエビデンスないんだよね〜ということが出てきます。
このエビデンスがないって、一体どういう意味か理解できていますか?
エビデンスがないという表現は、下記のことを示しています。

 
【エビデンスがない薬】が意味するもの

 

  • プラセボと比較して有効性に対して有意差がでていない
  •  

  • そもそも有効性を検討した研究自体がない
  •  

  • 類薬と比較して劣っていることを示すデータがある
 

なんか他にもあったような気がするが、ぱっと出てきません
(誰か教えて下さい、追記しますのでw)

 

さて上の優越性を示す統計的な有意差が出ていないとなると、あまり有効ではない可能性が高いですよね、また一番下の他の類薬と比較して劣っていることがわかっているなら、あえてそれを使用するメリットは少ないかもしれませんよね(コストの問題もあるだろうが)

 

ただ真ん中の、まだ検討した研究結果がないというのは、評価が難しいですよね。
生活習慣病などの最新の治療は、真のアウトカムを検討した研究は発売後にでますからね。

 

穿った見方をすれば、エビデンスのある治療=一昔前の治療とも言えるかもしれません。

 

こういうことからもエビデンスがないからといって、間違った治療をしているというわけではないということが分かると思います。

まとめ

より正しいことをするために〜というと、なかなか暴力的になってしまうような気が個人的にはします。
医療の歴史の中で、我々は誤った医療をたくさんしてきた、そのようなことを再び起こさないために(大きな過ちを繰り返さないために)EBMを行う必要があるんじゃないかな〜と思います。

 

ちなみに今回のブログ内で使用しているEBMという言葉は誤解を生じる使い方をしています。
(Step4を軽視していますので、根拠に基づく医療政策みたいな感じで使っていますかね)

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