更新日時 2018/01/07 22:51:26

 

2018年1月9日より、V期の薬局実習がスタートします。
いまだに薬局実習では、服薬指導はほとんどできず、くすりのピッキングだけやっていましたなんていう学生の意見も聞いたりします…
なので指導薬剤師の皆様には、学生に薬局での対人業務の見せてあげてほしいなと思っています。
是非ともご協力お願い致します。
(まぁそんな指導薬剤師が、こんなブログを見るとは思えませんけどw)

 

対物業務?対人業務?

薬局業界は、ずっと前から、「物から人へ」ということが言われてきました。
そして、いまだに言われています…

対物業務

対人業務

処方箋受取・保管

処方内容チェック

調整

医師への疑義照会

薬袋の作成

丁寧な服薬指導

報酬算定

在宅訪問での薬学管理

薬剤鑑査・交付

副作用・服薬状況のフィードバック

在庫管理

処方提案・残薬調整

患者のための薬局ビジョンより作成

 

それでは対人業務について順番に見ていきましょうかね。

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薬局に求める対人業務とはなにか?

処方内容チェック

形式的なもの(相互作用や併用禁忌、疾患禁忌など)は勿論のことですが、目の前の患者に対して
その処方内容が適切かどうかを考えられるようになってくれればと思います。

 

医師への疑義照会

医師との関係が良好でしたら、是非疑義照会もやらせてあげるといいです。
ただ言葉遣い等の社会人としてのマナーも必須となるし、また問題がおきたときのリスクが
高いため、ハードルは高いです。

 

丁寧な服薬指導

今回の4コマでも取り上げていますが、マニュアル的な服薬指導は対物業務と思っていいです。
価値観や、仕事、家族などをふまえて、目の前の患者に対してどんな指導をすべきか考えてもらいたいですね。
そして患者の情報を得ることの難しさ、コミュニケーション能力の大切さを感じてほしい。

 

在宅訪問での薬学管理

薬局にくる患者が在宅医療であることを認識し、そこで薬の管理の問題が表面化した人だけが在宅訪問になっているに過ぎないってことを教えてほしいです。
(入院患者以外は、薬の管理は素人が行っているという意味です)
そして在宅訪問することで、薬局の窓口だけでは情報収集が難しかった患者の情報がたくさん入手できることを知ってほしいです。

 

副作用・服薬状況のフィードバック

「副作用かもしれない」、「コンプライアンス不良」というだけではなく、それにより目の前の患者にどのような問題が起こりうるのかを考え、そして実際にどうしたらいいと思うのかを考えるまで教えてあげてください。

 

処方提案・残薬調整

処方提案するために必要な日々の自己研鑽などを教えてほしいです。
また残薬調整では調整するだけではなく、「そもそも残薬がでているくすりを飲む必要があるのか?」ここを学生と一緒に考えて下さい。

 

ザックリ書きましたがいかがでしょうか?

 

是非ともこれからの薬剤師業界を支える学生たちに薬局薬剤師の仕事ぶりを少しでも分かっていただけたらなと思います。

 

とりあえず上記のことは学生来てすぐにやってもらうのは難しいと思いますが、下記のことは1週間もすれば出来ますので早めに患者さんとお話しすることに慣れてもらうといいです。

 

薬学生が患者と話すことになれるために早い段階でやれること

・薬局での新患の問診票の聞きとり
参考:初めてなのでアンケートご記入ください?

 

・調剤業務の先確認の内容(残薬、副作用状況等)

 

この二つは積極的に学生に任せてあげるといいです。

 

尚、指導のお困りでしたら是非、私のこのカテゴリを参考にして下さい(笑)
薬剤師の心意気

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