更新日時 2018/01/26 0:22:12

 

今回は2018年4月に発売が予定されているアレサガテープについて、薬剤師の視点からまとめてみようと思います。

 

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アレサガテープについてまとめてみる

 

まずは基本的事項

名称の由来…特になし(IFより)
ないのかい!!IFにのせられない由来なのかね、アレグラのアレルギーグランドチャンピオンみたいに…

 

有効成分および用法用量…エメダスチンフマル酸塩4r(8mg)を胸部、上腕部、背部又は腹部のいずれかに貼付し、24時間毎に貼り替える。
経口薬のダレン、レミカットと同じ成分、ただ投与量ダレン、レミカットが1〜2rを1日2回だから、単純比較すると少し多いのかな?

 

効能効果…アレルギー性鼻炎
ダレン、レミカットは皮膚科領域にも適応あるが、アレサガテープはなし!!
まぁテープ剤だから、余計かゆくなりそうな気もするし仕方ないw

 

つづいて薬剤師目線の情報について

有効性について

第V相試験のデータから…

  アレサガテープ4mg(384人) アレサガテープ8mg(380人)

ザイザル
(126人)

プラセボ
(383人)

ベースライン 6.56±1.65 6.47±1.61 6.55±1.55 6.45±1.63
投与2週間後 5.46±1.98 5.12±2.13 5.33±1.84 6.16±2.03
ベースラインからの差 -1.10±1.89 -1.35±1.98 -1.22±1.95 -0.29±1.86

花粉症患者を対象とした二重盲検ランダム化比較試験
評価項目は、鼻水、鼻づまり、くしゃみの3症状の重症度を0〜4の5段階で評価した合計

 

結果を見る限り、ザイザルと同等の効果は期待できる模様。
ただそもそもアレルギー性鼻炎に対しての第二世代抗ヒスタミン薬はたいして効かない。
CMとかで飲んだら、ものすごく楽になるような印象を受けるが、そんなことはまずない!!

 

副作用について
有害事象名 アレサガテープ4mg(384人) アレサガテープ8mg(380人)

ザイザル
(126人)

プラセボ
(383人)

傾眠 13(3.4) 18(4.7) 2(1.6) 2(0.5)
適用部位紅斑 15(3.9) 19(5.0) 4(3.2) 19(4.9)
適用部位そう痒感 9(2.3) 10(2.6) 3(2.4) 15(3.9)

 

外用剤だけど、眠いのね…
ザイザルの頻度が思ったより低いのが、びっくりだけどとりあえずこのデータでも眠気がでるから、運転は禁止レベルです。
また皮膚の赤みやかゆみがでる可能性は、もちろんありますね。
プラセボでもでていますが、プラセボもテープはっているから仕方ない。

 

特定の患者への投与について

小児への投与はダメ

 

妊婦は有益性が上回る場合にはOK、ただあえてアレサガテープ使う必要性はない。(ロラタジン推奨)

 

授乳中のかたは、授乳しないようにの文言(ただ母乳とくすりのハンドブックによるとレミカットは○)

 

高齢者は生理機能が落ちているので慎重にというありきたりな文言
眠気出るし、貼り薬のはがし忘れやかぶれなどを考えると、ちょっとな…って感じ

 

・・・以上を踏まえたアレサガテープの個人的評価は

 

このくすり、一体どういったターゲットにむけて作ったんだよ?

 

という印象が強いです。
もし、こんな患者にいいんじゃないというのがありましたら、コメントいただけると幸いです。

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