更新日時 2018/08/07 0:08:15

日本の薬剤師で論文を定期的に読んでいる人はどれくらい?

 

ひさびさの更新になります。
今回は、日本の薬剤師で日常的に臨床論文を読んでいる薬剤師はどれくらいいるの?
という疑問に対するひとつのデータをおつたえしようと思います。

 

文献はこちらです。
日本および米国における薬剤師の臨床試験の論文利用に関する比較調査

 

一応、タイトルですと日本とアメリカの薬剤師の比較なんですが、アメリカの薬剤師の回答率が0.91%と低すぎるので比較するのはやめておきます(汗)

 

なので勝手に日本の薬剤師の意識調査だと思って読みます。

 

本研究の対象は?

→宮城県の病院・薬局薬剤師1997人

 

調査の内容は?

→薬剤師の臨床論文についての意識調査

 

調査方法は?

→郵送による自記式アンケート調査

 

回答率は?

→605人が回答(回収率30.3%)

 

結果は?

日常的に臨床論文を
読んでいる割合は?

14.7%

薬剤師は臨床論文を読む

必要はあると思いますか?

81.1%が思う
臨床論文を読まない理由は?

時間がないがトップで

41.6%

 

論文を読まない理由が言語の壁がトップではないんですね、すこし意外でした…

 

この調査では病院薬剤師と薬局薬剤師で、回答に差があるのかは調べてないのですがおそらく病院薬剤師のほうが臨床論文を読む機会が多いのではと思います。そしてこの調査の回答率の低さからも、薬局薬剤師で定期的に臨床論文を読む人は・・・(汗)

 

とりあえず本日から、U期の実務実習が始まりましたので指導薬剤師の方、学生と一緒に臨床論文読んで、考えましょうね。
ACCORDとかHYVEET、MEGAとか読ませると、学生は「私ならこの治療は受けたいとは思わない」と言ってくれますからね。

 

というわけで久々のブログ更新なので、ぬるいですが勘弁してくださいw

参考資料

中川 直人, 村井 ユリ子, 小原 拓, 大原 宏司, 栗田 幸代, Lai Leanne, 日本および米国における薬剤師の臨床試験の論文利用に関する比較調査, 医薬品情報学, 2017, 19 巻, 4 号, p. 180-187

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